買い切り型のクラウドストレージpCloudはマストバイ

pCloudで仕事・プライベートのあらゆるデータを管理しましょう

ひと昔前は、データは各デバイスの中に入っていて、メールに添付するかSDカードなどの物理的な媒体を通じて移動させていました。それが今やデバイスに保存するのではなく、クラウドストレージに保存することで、いつでもどこからでもデータにアクセスできるようになりました。
データの収集・保護・整理・利活用は、今の時代を生き抜くうえでマストです。
クラウドストレージを使いこなせることは、ChatGPTなどのAIを使いこなせることと共に重要な能力となります。

数十年間にわたって自分が得たり生み出したりしたデータにいつでもどこでもアクセスできる環境があるということはものすごいアドバンテージになります。
前時代においてはぼんやりとした本人記憶と書庫に積み上げられた古紙により実現されていた記録・記憶を、今では当時のままの記録・記憶を保存・利用することができるのです。
AIと組み合わせれば膨大なデータを簡単に活用することができます。

僕がpCloudを利用する理由としては、既存のクラウドストレージには致命的な欠陥があると思うからです。
それは、サブスクリプションサービスであるという点です。
つまり、支払がが途絶えればデータが消失するリスクがあります。
もちろん、クレジットカードを登録するなどして支払いを続ける前提ではありますが、クレジットカードの切り替えなど何かの拍子に支払いに失敗したり、アラートメールがSPAMに埋もれて気づかなかったり、というリスクを考えるとなんだか落ち着きません。

だから僕は買い切りのpCloudをオススメします。pCloudのメリット・デメリットは以下のとおりです。

pCloudのメリット・デメリット

  • 日本語対応
  • 買い切りなので維持管理の手間なし
  • サブスク支払い漏れによるデータ消失リスクの排除
  • どのデバイスからでも即アクセス可能
  • ローカルデータを自動でアップロード
  • Googleフォトなどのサードパーティアプリと連携可能
  • 機密データの暗号化可能
  • 共有フォルダ作成可能
  • 運営会社が倒産するとアクセスを失う可能性
  • 買い切りなので導入時の支出が大きめ
  • 暗号化ファイルはCrypto Passを忘れると永久にアクセスを失う
  • 何かにつけて値引き率の異なるセールを行うので価格が不安定

pCloudについて想定される主なリスクとしては倒産などによるサービス終了です。10年以上存続している企業で突然終了する可能性は低いとは考えられますが、万が一を想定することは必要かと思います。

目次

pCloudとは

pCloudは、スイスに本社を置く企業が提供するクラウドストレージサービスで、ユーザーが写真、動画、ドキュメントなどのファイルをオンライン上に安全に保存し、さまざまなデバイスからアクセスできるようにするものです。

pCloudはPドライブ(仮想ドライブ)としてあたかもローカルドライブのように利用できるので違和感なく導入できます。

pCloudは、他の大手クラウドストレージサービス(Google Drive、Dropbox、OneDrive、iCloudなど)と異なり、一度の支払いで生涯利用できる「ライフタイムプラン」を提供しています。

初期費用は高いものの、ライフタイムプランはサブスクリプションよりも長期的に見れば経済的と考えられます。また、上述のとおり、クレジットカードのエラーなど何らかの理由でサブスクの支払が途絶えていた場合にデータが消失するリスクを考慮すると、構造的にストレージサービスにサブスクという仕組みはマッチしていないように思えます。

何に使っているか

僕はどのようなものを保存しているかというと、主に以下のようなデータを保存しています。もはやpCloudなしではビジネスもプライベートも回らないと言っても過言ではありません。ビジネスの制作物・成果物はpCoud上で作成・保存・管理しますので、オフィスにいてもカフェにいてもすぐにアクセスできます。過去分を累積して保存しておくことで、参照したりAIに読み込ませたりして迅速に新たな制作物・成果物を生み出すことができます。さらに、電子化してOCRをかけた専門書などの書籍を保存しておくことで検索すれば大抵の問題を解決することができます。また、会社や自分のKYC資料(登記簿やマイナンバーカードなど)のコピーをアップロードしておくと地味に便利で、さまざまな申し込みをスムーズに終えることができます。

ビジネス
定款・規定類・株主名簿
履歴事項全部証明書・印鑑証明書
事業計画書
株主総会・取締役会議事録
税務申告書・決算書・申請書
契約書・送り状の雛形・電子陰影
経理用の証憑(領収書など)
アイコン・ロゴ・イラスト
契約ごとの顧客資料
契約ごとの成果物
制作物
書籍
録音データ・スクリーンショット
など
プライベート
履歴書・職務経歴書
源泉徴収票・確定申告書
卒業証書・資格合格証
パスポート・免許証・マイナンバーカード
写真・動画・音楽・書籍
ニーモニック(Seed Phrase)・秘密鍵
録音データ・スクリーンショット
など

自動バックアップ

pCloudにはGoogleフォトなどのサードパーティサービスと連携して自動でバックアップを取ったり、スマートフォン、iPhoneやPC、MacBookなどの各種端末のローカルデータを自動でバックアップを取る機能があります。これにより重要なデータをアップロードし漏らしてローカル側で削除を行ってしまうリスクを低減することができます。

サードパーティアプリとの連携

僕はGoogleフォトのヘビーユーザーなのですが、写真データはGoogle Oneのサブスクに依存しているため、課金停止によりデータが失われるリスクがあります。とはいえGoogle Oneを利用しないとGoogleフォトのサービスを利用できなくなってしまうのでしぶしぶ併用していますが、pCloudが自動でGoogleフォトのバックアップを取ってくれるので、写真データの喪失リスクを回避することができています。

各デバイスのバックアップ

pCloudを利用しているスマートフォン、iPhoneやPC、MacBookのローカルデータを自動でバックアップすることができるので、誤ってデータを消してしまったりクラッシュしたり紛失したりしてもバックアップを取った時点までは復旧することが可能です。

オプションサービス

pCloudはオプションサービスとして暗号化サービスのpCloud Encryption (Crypto)とパスワード管理サービスのpCloud Passも提供していますが、これらのオプションサービスも「ライフタイムプラン」を提供しているので、オプションサービスも含めて買い切りにしてしまうことができます

pCloud Encryption (Crypto)

pCloud Encryption (Crypto)は、暗号化によって大切なデータを安全に守るための仕組みです。Cryptoフォルダに保存されたファイルはすべて暗号化による保護を受けます。

クライアント(端末)側で暗号化してサーバにアップロードされるため、平文ファイルが流出するリスクはなく、運営会社側でさえ内容を把握することはできません。ユーザが保有するCrypto Passのみで暗号化・複合化することが可能です。ゆえに、たとえ当局からクラウド上のユーザデータへのアクセスを要求されても、運営会社はデータにアクセスできず、それを提供する手段がありません。一方でそれはCrypto Passを失念すると自分でも永久にアクセスを失うことを意味しますのでご注意ください。また、暗号化するかしないかを自分で選べるので、ファイルごとに安全性と便利さのどちらを重視するかを選択しながら利用することができます。

ロックされた状態ではCryptoフォルダには何も表示されません。

Crypto Passを入力してロックを解除してみましょう。

するとこのようにフォルダやファイルが表示されるようになります。

この機能は僕にとってマストで、例えば僕はBitcoinやEthereumなどのブロックチェーンで利用するニーモニック(Seed Phrase)や秘密鍵などの絶対に流出してはならない情報をEncryption機能を使って管理しています。一般にSeed Phraseは紙で保管することが推奨されていますが、外出先などにいたら適時に利用できず、紙固有の滅失リスクもあります。pCloudはデバイスを選ばずにアクセスできて高セキュリティを実現しているため、使いやすいのに安心という点が素晴らしいと思います。

pCloud Pass

pCloud Passは、パスワードと個人データのための安全なパスワードマネージャです。シンプルに言えば1Passwordの買い切り版といったところで、すべてのデバイスで入力するパスワードを一括管理できるツールです。パスワード、クレジットカード情報、暗号化されたメモを無制限に自動で保存することができ、毎日使うアプリやウェブサイトにパスワードを自動入力するため、即座にログインすることができます。

この機能も僕にとってマストで、僕はiPhone、iPad Pro、MacBook Pro、ノートPC、デスクトップPCを使うのですが、それぞれで利用するブラウザやブラウザのアカウントの内部にパスワードが記録されてしまうので、そのままでは横断的に利用することができません。以前は1Passwordを利用していましたが、一度支払えばずっと使えるpCloud Passに乗り換えました。

ブラウザの拡張機能にpCloud Passを入れておけば、入力フォームにPマークが出現し、これを押すだけでIDやパスワードが自動入力されるようになります。

価格

pCloudは何かにつけてセールを行うので、正価を把握しにくいです。pCloudは全体的に素晴らしい製品ですが、しいて言えば不安定なプライシングについては残念なところではあります。結論から言えば、ブラックフライデー期間が最も割安に購入できる期間となります。もちろんセール価格で購入できることが望ましいですが、あまり引きずられずに利用目的や必要となる時期に照らして検討されるとよいと思います。

以下に参考として2024年のブラックフライデー価格を掲載しておきます。

2025年も2024年と同条件でした。

10TB買い増して14TBになりました。

おわり

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