従業員を奴隷化する方法

今日は午後から少し予定があるので、遠出せずに近所のカフェに来ています。
同じカフェに行き過ぎると自宅と感覚が変わらなくなってくるので、わざわざ来る意味がなくなってきます。

店舗が狭かったり、おしゃれじゃなかったり、客層が老人やだらしないおじさんで雰囲気に覇気がなかったりすると飽きるのも早くなります。
近場のカフェはほぼ飽きてしまっていて、自宅よりは多少効率がよいと感じる程度です。
渋谷、新宿、池袋、大手町などのビジネスの中心地では割とよい条件のカフェが多かったりするのですが、Door to Doorで30分くらいかかってしまうので、終日作業に集中できる日でないと外出できません。


テレビ朝日のナスDが横領などにより降格とのニュースが流れてきました。

2019年から2025年1月にかけて、個人的な会食等の費用を会社に請求するなどして、総額約517万円を不正に受領していた

とのことで、1日あたり2,326円というランチ代くらいの規模で、資本規模から考えればほとんど影響のない金額です。
なぜこのタイミングで、この程度の規模で彼は追求されたのだろうと考えていてふと思い出したのが、以前に勤めていた会社のオーナーの言葉でした。

オーナーは豪胆でカリスマ性がありつつも、従業員からは数字に弱くて脇が甘いような印象を持たれていました。

これをチャンスととらえた某大手広告代理店出身者の従業員が、高額なクリエイティブの稟議をどんどん上げて、オーナーはよく確かめもせずにどんどん承認し、湯水のように数千万円単位の案件が発注されていきました。
クリエイティブというのは成果の測定が難しく、意味があったのかよくわからないまま終わることが多いので、お金を出させやすく責任も埋もれやすい領域です。
政治でもこの領域で度々問題になる事件が発生しています。

あるとき、彼の部下がクリエイティブ発注を通じてキックバックが行われていることを告発しました。
そもそも発注先が彼のお友達ばかりで皆が怪しいとは思っていましたが、実にクリエイティブというハリボテを使った利益誘導スキームに過ぎないことが明るみに出ることになりました。

オーナーはこの事実を知っても何の驚きもなく、まるで最初から知っていたかのようなそぶりで、彼の責任を問うことはしませんでした。
僕はすぐには理解できませんでしたが、「使えなくなったら捕まえちゃうから」というオーナーの言葉に真意を理解し、恐怖を感じました。

彼は横領によって自ら弱みをつくり、奴隷になったのです。
オーナーは無尽蔵にあるお金と時間と人脈を使って、彼をいくらでも責め立てることができます。
彼は社会的な立場を失うことを恐れて、オーナーの言いなりになるしかありません。

こうしてオーナーは使役する意味がある限り使役できる奴隷を獲得したのでした。

このように、隙をついたかのように思われる行動も実は支配者の掌で踊らされているだけだったりするので、浅はかな悪行を行わないようにしたほうがいいと思います。

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