スペシャリストでジェネラリストな人材になること

今日も近所のカフェです。


大学1年生になったときの最初の科目登録で、オープン科目のパブリックリレーションズの授業を受講しました。
何かの予定と重なっているために登録してはいけない時間帯だったのですが、僕は何も読まずに間違えて登録してしまいました。そんな情けない間違いをして登録してしまった人がもう1人だけいて、たまたま語学クラスも一緒だった彼が人生で1番の親友となりました。彼は大学を卒業してすぐに亡くなってしまったのですが、その話は改めて書こうと思います。

井之上喬氏というPR業界では有名な方の授業で、内容はおもしろかったのですが、大学に入学したばかりの僕には全然理解できませんでした。ただ、引き込まれる話をする人だったので、彼に憧れ、追いかけ、彼の会社でインターンシップをさせてもらうことになりました。しかし、社会不適合具合がひどくて受験勉強を勝ち抜いた以外は幼稚園児レベルだった僕(マジで)には何も出来な過ぎて、ただそこにいるだけで時給をもらっているようになってしまい、とても気まずい感じになってしまいました。

井之上氏の話でしばしば耳にしたのが、「スペシャリストでジェネラリストであれ」という言葉でした。何か1つや2つプロになって、他の分野も幅広く身に着けると戦闘力の高い社会人になれるよというようなことだったと思うのですが、この言葉が僕の中にずっと残っていました。18歳の頃に言われたことをアラフォーの今でも覚えているのですから、かなり印象的だったのだと思います。

大学在学中は青春のリハビリでほとんど終わってしまいましたが、その傍らで資格試験を通じて割とジェネラルに勉強しました。例えば宅地建物取引士や証券アナリスト検定、FP技能検定などに取り組んでいました。高校時代からどうも学校の勉強というものがしっくりこなくて、受験勉強や資格試験という、特定の地位を得るに足りる能力があるかハッキリわかるものが好きでした。

卒業後に新卒で就職した会社が合わなくて公認会計士というスペシャリストになり、その後は応用情報技術者やG検定などIT系の資格試験にも取り組みました。その結果、会計のスペシャリストという軸があって幅広くなんとなくわかるという人材に仕上がりになりました。

僕がビジネスの学問を色々学んできたうえで、ビジネスにおいてどの学問が最強かというと、会計だと思います。会計はビジネスの言語のような存在で、ファイナンスやマーケティングなど別分野を学ぶにせよ、必ず会計がベースに必要になります。経営学というと組織論や経営史などを思い浮かべますが、会計こそ経営学なのではないかと思います。

そんな会計という知識をベースにその他のビジネス知識も幅広く知ることとなったおかげで、どんな球が飛んできても大体こなせるし、仮説思考で先読みできることも多いです。そのため、経営者直下で重宝してもらえることが多いです。「スペシャリストでジェネラリストであれ」という言葉を意識していたからこうなったのか、たまたまこうなったのかわかりませんが、こういうことだったのかなぁと思ったりします。

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