「ザ・シークレット」の感想(その3)

ザ・シークレットの感想の続きです。

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健康について

ある人が急性の病気にかかったとき、医学的な治療を受けずに、自分を病気にした原因は何だろうか、自分の考えがいけなかったのだろうかなど研究して、自分だけで病気を治そうとするのはよくありません。手遅れになって本当に死んでしまうかもしれません。(P204)

「病は気から」と言われていたり、実際に「プラシーボ効果」があるように、僕は病気と気持ちの関係性は強く存在することは認識しています。
しかし、僕は医学を最重要視し、次に気持ちを重視するようにしています。
それは「後悔しないため」です。
命を守るために、前提となる状況において最良の選択を行うべきです。
最善を尽くしたうえで失われるのであれば残念ではあれど後悔なく逝けますが、確立された方法論が存在する中で根拠のない民間療法を選択して死んでしまうなんてことがあってはなりません。
自分の命は自分一人のものではなく、家族や先祖のものでもあるので、周囲の心情にも配慮して合理的な選択を取るべきです。

考え方を変えることによって病気を治すことと、医療を併せて行えばうまく行くでしょう。もしも痛みがある場合は、医療でそれを和らげれば良いのです。すると、その人はより健康な状態にもっと強く焦点を合わせ、意識を向けることができるようになります。「自分は完全に健康である」と考えることは、周囲で何が起きていようと、誰にでも密かに、ひとりで出来ることです。(P205)

医療に依拠したうえで、思考次第では医療によらずとも治療できると信じることは重要だと思います。
生命が脅かされている状況においては、存命するために行わなくてはならない努力であると思います。

僕は過去に誤診でステージ4の肝臓がんと宣告されたことがありますが、ショックが大きすぎて到底そんな気持ちにはなれませんでした。
いつかまたそのような状況が訪れたら、今度こそ健康のイメージを持って立ち向かいたいと思います。

一方で、この書籍の思想に反するかもしれませんが、どんな心的態度であれ「不老不死」を達成した人間はこの世に1人たりともいないわけですから、気持ちは影響すれど「限度」は確実に存在しているということです。
限りある人生を有意義に過ごせるようにしてゆきたいものです。

望まないものについて

反戦運動をすると戦争をさらに増大させます。麻薬撲滅運動も実際に麻薬を増加させました。それは、私たちが望まないもの、麻薬に焦点を合わせたからです。(P229)

否定的なことに焦点を合わせることで、世界を救うことはできません。世界の否定的な出来事に焦点を合わせるとそれをもっと悪化させ、同時に自分の人生にも否定的なものを引き寄せてしまいます。(P232)

これは僕の体感では真逆です。
僕は望まないものについては事前に徹底的に対策を打っておくタイプで、少しでも近寄って来ようものなら事前に仕掛けた対策を次々にぶつけて近づけないようにすることで実際に引き寄せないことに成功しています。

これが「見たくもないものを見るべきではない」くらいの話であれば、賛同できます。
例えば、自分が「東大卒でない」、「イケメンでない」、「実家が太くない」ことなどで生じる問題と戦っても事実は変わらないし、他人の気持ちを変えることもできないので、戦うこともせずに引き上げるようにしています。
ここで「学歴と頭の良さは別」みたいな自分の宗教を披露しても、何も変わらずに時間を浪費してストレスも感じるだけです。

資源の十分性

人類の頭の中にはウイルスのようにへばりついた嘘が存在します。その嘘とは、『良いものは皆に行きわたるほど十分にはない。欠乏、限界、不十分というものがある』というものです。その嘘のため、人々は恐れたり、貪欲になったり、ケチな生活を強いられているのです。すると、恐れ、貪欲、ケチ、不足などといった考えが人々の人生経験になってしまうのです。つまり、世界が悪夢を見る錠剤を飲んだ様になってしまうのです(P237)

資源は十分にあるのかもしれませんが、僕の体感では資源は極端に偏在しています。
イケメンばかりモテたり、お金持ちがもっとお金持ちになったりしますよね。
自分が受け取れることを強くイメージすることは大事だと思いますが、資源は偏在するという傾向は理解しておいた方がよいと思います。

自分自身について

私たちは一つです。私たちのすべては繋がっていて、一つのエネルギーの場、一つの至高なマインド、一つの意識、一つの創造の根源です。(P258)

これで、なぜあなたが他の人に否定的な思いを抱いた場合に、それがあなたに戻って来て、なぜあなた自身を害するかが理解できるでしょう。私たちは一つなのです!あなたが否定的な思いや感情を放射し、害を実現化しなければ、あなたは害される事はありません。あなたには選択する自由意志があります。あなたが否定的な思考をして、否定的な気持ちになると、この一つであることや全ての善から自分を引き離してしまうのです。(P259 )

僕たち1人1人は「大河の一滴」と表現されるように、「人類」という概念に畳み込んでしまえば、莫大で連続的なものを特定時点・場所で切り取った、たった一つの具体に過ぎません。
「宇宙」との対比で見れば「人類」もまた微細な部分的な存在に過ぎませんが、それも全体を構成する一部です。
「時間」と「空間」を巨視的に見れば、僕たちは連続的で総体的な1つであるということを実感しやすいような気がします。
僕たちは時空の広がりを持ちながらも1つであるということを考えれば、遠く離れたところにある何かにアクセス可能なイメージを持つことができますね。

結論

あなたの好きなことで、喜びをもたらす事をして下さい。何が自分に喜びをもたらすのか分からなければ、「私にとって、楽しいことは何なのだろうか」と自分に聞いてみてください。あなたがそれを見つけ、その喜びに身を委ねれば「引き寄せの法則」が、楽しい物、楽しい状況、楽しい出来事、楽しい機会をあたなの人生に雪崩のようにもたらしてくれるでしょう。それは、あなたが喜びをきらきらと放射しているからなのです。(P286)

結論は「やりたいことを見つけて、素直に向き合って、追求するべき」ということで、僕が30歳くらいのころにたどり着いた結論と同じでした。

僕は追求は得意なのですが、素直に向き合えるようになったのは30歳を超えていて、やりたいことは未だによくわかっていません。
流れに逆行していているし、最上流がボトルネックになっているという状況です。
僕はやりたいことを見つけるために以前から様々な方法で探求しており、「物語思考」を読みながらテキストに起こす作業もしてみましたが、やはり見つかりません。

早くやりたいことを見つけなきゃです。

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